4時間の壁を検証する
Column15
目次
よく、新幹線の勝算として「4時間の壁」なんて言葉が使われる。
多くの場合は「特定地点(多くは東京・大阪)から4時間以内でなければ、意味がない(無駄である)」くらいのニュアンスで使われることが多い。
しかし、本当にそうなのだろうか?何も一点にしか住んでいないわけでもないし、空港の遠近、鉄道駅・新幹線駅の遠近もある。ってことで、やってみる。
- 東京・愛知・京阪神・福岡で、新幹線と飛行機のシェアを調べる(予定)。
- シェアデータは2015年のものとちょっと古いので注意。北陸新幹線がまだ金沢止まりだった頃(長野行新幹線から延伸したのがこの年の3月)のお話。北海道新幹線も開通前。西九州新幹線も部分開通前。
- 本当は5年おきに調査されるのだが、2020年が例のアレで行えなかったため。2025年あったら更新したい。
- あ、データ元を言い忘れてた('25/7/1)。全国幹線旅客純流動調査ってものを使った。
- データには国交省の207生活圏(pdf注意、アーカイブ)を使用した。
- 時間計測は平等を期すため、NAVITIMEを使用し、平日('24/11/5)の朝6時発の時刻を計算する。
- 最寄り駅は、地域の代表駅とした。
- 東京23区は、山手線を東京駅を頂点としてだいたい正三角形くらいの位置にある、東京駅・池袋駅・渋谷駅に代表してもらう。
- 多摩はだいたい中心に位置する立川駅がいいだろう。
- 川崎市は川崎駅だとちょっと横浜駅とキャラ被りするので、武蔵小杉駅に代表してもらおう。
- 横浜市は横浜駅でいいだろう。
- 湘南は大船駅だとちょっと横浜に近いので、平塚駅に代表してもらおう。
- さいたま市は大宮駅だとちょっと有利すぎるので、浦和駅が代表だ。
- 川越市は川越駅にしよう。
- 千葉はどう考えても千葉駅しかない。
- 京都市なんて京都駅以外の選択肢があるのだろうか。え?河原町?
- 大阪市は、大阪駅にしたい…が、あえて
近鉄大阪難波駅にしてみよう(メトロなんば・JR難波も圏内とする)。東大阪も便宜上ここでまとめる。
- 豊中地区は伊丹空港と新大阪を両方睨める千里中央駅だ。
- 神戸市はJR三ノ宮にしておこう。
- さて尼崎市。大阪の中心駅を難波にしたことで、新大阪から3駅の尼崎駅でもバチが当たらなくなったか。
- 奈良は近鉄奈良駅、堺は堺東駅。
- 名古屋は名古屋駅として、問題は豊田。名古屋市以外の尾張と西三河を含んでいる。これも名古屋市から同心円状の尾張一宮・知多半田・名鉄豊田市にしよう(最後はトヨタ本社にしようとして辞めた)
- 福岡は繁華街の西鉄天神を最寄りにする。
- あとは概ね属する代表都市の中心駅とした。
- 離島でも鉄道の比率が目立つのは、移動の比率を計算してなんかやってるかららしい。例えば東京から佐渡・両津港に行く場合、東京―(新幹線)→新潟―(船)→両津港として、その比率を按分する…らしい。パンフレットを見てもチンプンカンプンだったが。でも「代表交通機関別」ってことは、さっきの場合新幹線でカウントする…ってことだよな…
- 調べたら、佐賀と長崎のどちらにも「伊万里・北松」という小分類がある。但し内部ではそれぞれに分けられている。地図では便宜上、本土部分を「(佐賀)伊万里・北松」、平戸島を「(長崎)伊万里・北松」とする。
Tweet/ Threads/ Bluesky/ Misskey
「column」トップに戻る
サイドバー
indexページに戻る